人間機械協奏技術コンソーシアム

Human machine harmonization
system consortium

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With/after コロナ時代の人間機械協奏に向けて

人間機械協奏技術コンソーシアムとは?

どういう組織なのか?

このコンソーシアムは、公的な4つの研究機関(名古屋大学、早稲田大学、東京工業大学、産業技術総合研究所)が、多種多様な企業とともに、人間と知能機械がよりハーモナイズするシステム=Harmoware(ハーモウェア)を研究し、その上で動作するアプリケーション(サービス製品)開発を、互いに連携して進める、オープンイノベーションの場を提供します。

どういうことができるのか?

オープンソースである基本ソフトウェア=Harmoware というコンセプト並びにその上で動作するアプリケーション開発の共同研究ができます(4つの研究機関と個別に共同研究契約を締結する「幹事会員」)。また、製品開発に向けた よりクローズドな研究をすることもできます。一方で、この共同研究でどんなプロジェクトがあるか見ることができて、他のプログラムでどんな研究をしているか見ることができます(共同研究契約は締結していないが、コンソーシアム年会費を負担している一般会員)。

どういうメリットがあるのか?

従来の個別の共同研究と違い、複数の大学と多種多様な企業との組合せで、共同研究を進めることができます。詳細は、次項の「プロジェクト参加のメリット」をご参照ください。

どういうメンバーが参加しているのか?

発足当初からの7企業に加えて、10数社と共同研究を話し合っています。詳細な体制につきましては、「コンソーシアム詳細」をご参照ください。

どうしたら参加できるのか?

申込み手続きにつきましては、下記リンクよりコンソーシアムの規約をご一読いただき、フォームより申請をお願いいたします。

会員登録申請フォーム

どこで研究するのか?

4つの研究機関と個別に共同研究をおこなう場合には、それぞれの研究機関が共同研究の実施場所になりますが、4つの研究機関が提供している共通の実験施設(テストベッド)を共同利用することができます(共同利用施設の利用については、各研究機関が定める実施要領に従います)。

プロジェクト参加のメリット

従来の共同研究とはここが違います。

(1)多様な業種が集うオープンプラットフォームでの協業
・素材・部品・製品・サービスなど、多様な業界20社を超える企業がプロジェクトに参加を表明しています。
・他社の技術を活用しつつ、補助的に自社技術を研究・開発することで、市場価値(機能・品質・受容性)に基づく研究開発を効率的に推進することができます
・業種間のエコシステムを共同で研究するなど、10年後の市場に即した戦略立案や人材育成が可能になります。
(2)開発テーマの社会実装を担う大学院学生の「顔が見える」運営
・従来の共同研究では、大学院学生は「実験補助者」的位置づけで参加しており、その能力・モチベーションを活用できていません。コンソーシアムでは、優秀な博士課程学生を選抜し、大学が雇用することで、機密保持を課しながら、そのポテンシャルを引き出す運用を行い、かつ学生ベンチャーの創設を積極的に支援することで、開発技術の迅速な社会実装を目指します。
・参加企業の皆様には、学生雇用費をご負担いただく一方で、共同研究先の研究室所属の大学院生その他大勢というかたちではなく、自社プログラムに大学雇用で参加する特定大学院生として顔が見える関係で運用されます。
(3)国費による研究加速
・企業による共同研究費負担による通常の共同研究とは異なり、国立法人である科学技術振興機構より、拠出額と同額の研究費用が上乗せされ(マッチング)、研究開発の加速が可能です。
(4)幅広い研究課題に対応
・このコンソーシアムでは、オープンソースである基本ソフトウェアの開発を進めるため、異なる技術を適用してその効果をためすテストベッドを提供します。多様な業種が集い、多様な技術のテストによるデータが集積するため、業種を越えた提携の可能性が生まれます。

※補足
完成車メーカー、自動運転ベンチャー、自動車部品(複数社)、損保、ITソリューション(複数社)、通信、運輸、外食サービス等の業種・企業が参加を表明。また、単一の研究課題に対して、同業他社との共同テーマを設定することは原則想定していません。

HMHS のキーテクノロジー

このコンソーシアムでは、ヒトと知能機械が協奏する新しい社会を目指します。いまイメージできる知能機械のひとつが自動運転車両でしょう。オープンソースである自動運転の基本ソフトウェアが、Autoware(オートウェア)です。いろいろな知能機械を利用して、それらがヒトと協奏できるサービスを提供できる基本ソフトウェアとして、Harmoware(ハーモウェア)を開発していきます。それは、人間の状態を把握し、そのデータベースを参照して、人間の行動を理解し、ヒトの行動に働きかける機能を持つ、新しい協奏サービスプラットフォームとなるでしょう。

ヒトと知能機械との協奏を実現するプラットフォーム

HMHSコンソーシアムは、複数の大学など研究機関と、多数の民間企業とが共同で参加し、技術開発を進めるオープンプラットフォームです。大きく分けて、4本の軸に沿って研究を進めます。

(1)人間センシング=化学センサーなどを小型化、集積して、ヒトの状態を把握する技術開発
(2)知能機械とそのデータを悪意ある攻撃から守る技術開発
(3)協奏するヒトと知能機械の両方をモニターしながら、ヒトの行動に働きかける技術開発
(4)変化する環境のなかでの人間の状態を評価するために、参照できるデータベースの作成並びにヒトのモデル化

になります。

HMHSのキーテクノロジーを動画でご覧いただけます。

  • 環境センシング
    ライダーなどのセンサーにより周囲のほかの車や歩行者などを捉える技術
  • 環境理解
    高精細度地図により自身の位置や周囲の建物、道路標識などを捉える技術
  • 車両制御
    周囲の物体情報に建物や標識情報を統合して、車を正しく動かす技術

従来の自動化の
研究テーマ
Autoware

  • 人間センシング
    障害物としてではなく、知能機械を使う人間の状態変化を捉える技術
  • 標準データベース
    いろいろな人間がどう反応するのかをモデル化するため整理されたデータ
  • サービス
    インタラクション
    何をしようとしているのかを捉え、よりよい行動をとるよううながす技術
  • 行動理解
    状態変化する人間について何をしようとしているのかを捉える技術

新たに追加された
研究テーマ

Harmoware
協奏サービス
プラットフォーム

人間と知能機械との信頼関係とは?

知能機械に頼り切り、人間が何も考えなくなると、機械を過信することの弊害が生じるでしょう。知能機械は、人間の状態をいろいろな角度で知ることが必要です。自動運転車両の車内でのヒトの状態や、職場や店舗をふくめた住空間でのヒトの状態を、変化する環境に合わせて把握していく技術と、そのモデル化のため、データベース構築が必要です。ヒトが、環境の変化に応じて反応し、汗などで変化するバイオマーカーを探索したり、脈拍や瞳孔の変化などを測定し、それらのデータをストレージセンターへ送信できるシステムが必要です。

これらの技術開発が統合されるコンソーシアムとは?

それぞれの企業では、それぞれ異なるサービスを目指し、センサー技術や、データ通信、データ分析、データベース構築、またサービス分野でも、物流、外食、オフィス管理などにおけるニーズがあります。このコンソーシアムでは、オープンソースである基本ソフトウェ アの開発を進めるため、個別のニーズ向けに検討される技術を適用してみて、その効果を試すテストベッドを提供することができます。たとえば、自動運転と物流とか、物流とフードサービスなどでは、本コンソーシアム研究で得られたデータを共有することができれば、新たな連携サービスの可能性を評価することができます。

新しい知能機械技術は、発展途上にありますから、どのようなサービスが生まれてくるかは予想も簡単ではありません。このようなオープンソースである技術開発コンソーシアムであれば、技術開発の動きをみながら、より柔軟に自社戦略をテストしていくことも可能でしょう。

知能機械の信頼性確保とは?

人間がある程度の判断を知能機械に委ねる社会では、知能機械の信頼性の確保はますます重要になります。自動運転車両が不安定だったり、外部からの悪意ある攻撃にもろくては困ります。作られる経緯がバラバラの多数のデータを利用して分析するためには、データの信頼性の判断や、悪意あるデータの混入を判断する必要が生じます。悪意からデータの正当化を守るための情報処理技術、ヒトの情報をモノの情報と合わせて意味ある状況理解にする技術、複数データから特徴を導き出す方法の開発を行います。

これらの技術開発が統合されるコンソーシアムとは?

それぞれの企業では、それぞれ異なるサービスを目指し、センサー技術や、データ通信、データ分析、データベース構築、またサービス分野でも、物流、外食、オフィス管理などにおけるニーズがあります。このコンソーシアムでは、オープンソースである基本ソフトウェ アの開発を進めるため、個別のニーズ向けに検討される技術を適用してみて、その効果を試すテストベッドを提供することができます。たとえば、自動運転と物流とか、物流とフードサービスなどでは、本コンソーシアム研究で得られたデータを共有することができれば、新たな連携サービスの可能性を評価することができます。

新しい知能機械技術は、発展途上にありますから、どのようなサービスが生まれてくるかは予想も簡単ではありません。このようなオープンソースである技術開発コンソーシアムであれば、技術開発の動きをみながら、より柔軟に自社戦略をテストしていくことも可能でしょう。

知能機械に促されたヒトの行動変化とは?

人間の行動は様々な要因に影響を受けながら、気づき、理解、評価、行動へと変化します。 それぞれの場に適応した望ましい方向に導くことができれば、より安全な行動や、より効率のよい行動(理解に基づく行動の変容)を導くこともできます。そのためには、車内やサービス現場または生活の場面で、これから開発されるいろいろな技術が、ヒトの行動の変容をどのくらい導くことができたか、それを測ることが必要です。サービスによる(ヒトと知能機械との)協奏効果を定量できる技術を開発します。

これらの技術開発が統合されるコンソーシアムとは?

それぞれの企業では、それぞれ異なるサービスを目指し、センサー技術や、データ通信、データ分析、データベース構築、またサービス分野でも、物流、外食、オフィス管理などにおけるニーズがあります。このコンソーシアムでは、オープンソースである基本ソフトウェ アの開発を進めるため、個別のニーズ向けに検討される技術を適用してみて、その効果を試すテストベッドを提供することができます。たとえば、自動運転と物流とか、物流とフードサービスなどでは、本コンソーシアム研究で得られたデータを共有することができれば、新たな連携サービスの可能性を評価することができます。

新しい知能機械技術は、発展途上にありますから、どのようなサービスが生まれてくるかは予想も簡単ではありません。このようなオープンソースである技術開発コンソーシアムであれば、技術開発の動きをみながら、より柔軟に自社戦略をテストしていくことも可能でしょう。

ヒトの行動を理解する?

いろいろな環境の変化によるヒトの行動変化を「測定」することができ、さまざまなデータの中から意味のあるデータを取り出すことが可能になります。またサービスという働きかけの結果を定量的に測ることができても、それらが意味するヒトの行動を理解できなければ、知能機械はその時点で最も適切な行動をヒトに促すことができません。いろいろな環境の変化によるヒトの行動の変化をデータベース化し、多様な行動の中から最も適切な行動をモデル化できないと、ヒトの行動を理解することになりません。行動モデルの研究開発を行います。

これらの技術開発が統合されるコンソーシアムとは?

それぞれの企業では、それぞれ異なるサービスを目指し、センサー技術や、データ通信、データ分析、データベース構築、またサービス分野でも、物流、外食、オフィス管理などにおけるニーズがあります。このコンソーシアムでは、オープンソースである基本ソフトウェ アの開発を進めるため、個別のニーズ向けに検討される技術を適用してみて、その効果を試すテストベッドを提供することができます。たとえば、自動運転と物流とか、物流とフードサービスなどでは、本コンソーシアム研究で得られたデータを共有することができれば、新たな連携サービスの可能性を評価することができます。

新しい知能機械技術は、発展途上にありますから、どのようなサービスが生まれてくるかは予想も簡単ではありません。このようなオープンソースである技術開発コンソーシアムであれば、技術開発の動きをみながら、より柔軟に自社戦略をテストしていくことも可能でしょう。

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